作品名:「時をかける青年」 2008.05 約3分
監督・撮影・編集/古谷経衡  演出・製作/昴流  タイトルアニメ製作/昴流
出演 マコト役/田平貴洋 チアキ役/昴流 コウスケ役/島隆一 店員(声)/古谷経衡



 玄武映像の処女作にしてパロディ作品。自主脚本で云々というのでは誰も見てくれない、ということにより、有名アニメ作品の
パロディで行こうという企画。結局、細田守監督の大ヒット作、アニメ映画「時をかける少女」の冒頭カラオケシーンを実写
にして、なおかつ主人公の女の子を男にするパロディとなりました。
 筒井康隆先生の同名原作およびアニメ版を視聴したことのない方には虚無のネタですが、本作の製作には以下の方々の協力
を頂きました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

  ◎ロケ地斡旋・情報提供 椛謌鼡サ商 泉 様 ◎ロケ地 ビッグエコー日比谷店様(東京都千代田区)

 ★作品絵コンテ 1 2 3 4 5 6 7 8 ★スケッチ 1 2

*監督メモ

 撮影に当たっては、何よりもまずスケッチ2番にある理想の配置であるカラオケ店の手配が最優先でしたが、第一興商泉様の
ご手配でなんとかロケハンにこぎつけることが出来ました。実際には左右逆の室内配置でしたが、編集ソフト(Premiere)によって
左右反転処理することにより問題は解決。何よりもまず原作アニメの実写化が目的であるので、ロケ地は最重要です。
 キャストの選定は、製作の昴流氏の全面的なリーダシップにより、書類選考に始まって最終的に2名を決定しました。
  撮影当日は、約3時間で全編撮影終了、きわめて順調に運んだのはスタッフやキャストの皆様の一致したチームワーク以外の
何者でもありませんでした。

*撮影後記

 
マコト役の田平貴洋さん。現役の大学生であります。
数多くの自主製作映画に出演経験を持つそうで、本作でも好演が目立ちました。当たり前のことだが、マコトは女である。
この度、女性役を敢えて男性に、という若干不名誉な(笑)主演を快諾いただきました。有難うございます。

 
コースケ役の島隆一さん。爽やかイケメンのコースケ役にぴったりの好青年であります。
俳優さんとして活躍中で、本作ではワイルドな好演だが、舞台ではオールマイティに幅広い配役を見事に演じる実力派だ。
ご出演有難うございます。氏の公式ブログはこちら

 
チアキ役昴流さん。監督の馬鹿な企画を実現に導いていただいた同志であります。
台詞は覚えない、と言っていたがご謙遜。充分な好演です。ちなみにチアキのトレードマークであるピンクのシャツは、
ドン・キホーテで980円で購入した監督の私物であります(笑)。